30代中盤の頃に、まだ会社員のうちにローンを組んでおいた方が良いのかもと思って中古マンションを買う事にしました。あまり背伸びしすぎず、夫婦二人だけの為なので3600万円の中古物件を購入することにし、ローンの相談は不動産屋さんが窓口になってくださいました。何行か話しをしているなかで、条件が良く、某大手銀行と話しをしましょうということになったのですが、なんと頭金もいらないし、なんだったら私の年収と勤続年数を考えると4,300万円まで貸してあげるので、他のもっと高額な物件を検討したり、大きくリフォームをしたり、そういう必要性はないですか？ととても積極的に金額のアップを提案されました。しかしながら、私はどちらかというと慎重な方ですので、やんわりと断ったので、それ以上押してこなかったですが、もし実はもっと高額な金額な物件を諦めていた人とか、そういったチャンスを「ラッキー！」と思うタイプの人だったらどうだったのでしょうか。うまくのっちゃって、もっとお金を借りたりしていたのでしょうか。月の返済額は収入の約半分ですし、不安定な業界に勤めている故にボーナス時の返済は計算の中には入れていなかった私ですが、それが幸いして、きっちりとお金を毎月予定通りお返しする事が出来ています。主人がいるので、主人が家賃を入れてくれる形をとっているので、彼からのサポートもあります。しかし、もしそのサポートが無くなったり、失業したり、月の金額が大幅にダウンするようなことがあったら、とてもちゃんと毎月払える金額ではありません。よって、銀行が提示して来た金額アップの根拠が未だにわからず、なんだか怖いと思っています。でも、銀行にお金を貸してくれた事には感謝しています。現に今実際その物件に住んで、幸せに暮らしているのですから。